日本の教育
私は、自分は運動が嫌いと思っていました。
でも、 今年に入ってジムに通い始めて
そうじゃないかもしれない、と最近思い始めています。
体を動かすことは私には
嫌いでも苦手でもなく、自主的に前向きに取り組める程度に
適度に気持ちいいことでした。
運動に対しての苦手意識。
それは多分子供の頃の学校での「体育」の授業によるものだったんだなあと思います。
体育では「集団」の中で上手い、下手くそを分けられ、
自分に相対的な点数がつき、
上手い生徒を先生が贔屓する姿を見て
私は体育が嫌いになりました。
それは、運動嫌いではなかったんだということに今気がついたのです。
あの頃、人と比べられる世界ではない中で
自由に伸び伸びと体を動かすことを楽しいと思える授業を受けれていたらなあ。
日本の教育は、人を平均的に育てることに重きを置いているように思えます。
10段階で1の評価を5にする努力はしてくれても、
10の能力を100にする努力はしてくれません。
日本で世界で戦える人材が育たないのはここに根底があるんだろうなあ。
日本人のいいところでもあり、
弱みなんだなあ、と思います。