お金と幸せ

 幸せとお金は正比例するのか。


これは全く比例しないと思う。

お金は対価である以上、そこに責任が付随する。

持てば持つほど、持てた世界に還元する意識を持たねばならない。


だから、お金持ちって大変だろうなと想像する。

持った人は、その器がなければお金に殺される。


かといって、貧乏は余裕と心を失う。

かつての自分がそうだった。

人を思いやることができなくなる。

自分の生活でいっぱいいっぱいの時に払う年金のなんと憎かったことか。


身の丈に合ったお金を持つことが、一番幸せなんだろう。


ベーシックインカムについては、正直良いか悪いかよくわからない。

生活への安心感はできるだろう。

私に関しては、それで怠けるかというと怠けはしないかな。

創作活動はお金を稼ぐためというよりも自分を保つためにやっていることでもあるから。


ただそれも、生きていくだけのお金を稼げなくなったら創作活動だって続けられない。

それは幸せではない事態だ。


好きなことができて、

不自由のない生活ができるだけのお金をいただけている。


今、人生で一番幸せな時間を過ごせている。

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