『Silent』最終回
ものすごく、毎回ちゃんと丁寧に観たドラマでした。
呼吸すらひそめて。
みんなの気持ちをちゃんと回収する素晴らしい最終回。
全ての登場人物が笑顔で前へ一歩踏み出せた。
観てる全ての人に、幸福の「お裾分け」をしてもらった気持ち。
かすみ草の花言葉は「感謝」。
サイレントの不思議な魅力は、脇役の魅力。
いわいる「当て馬」的な配置の奈々ちゃんとミナトくんが
恋が砕け散った後も、優しく主人公たちに寄り添って「感謝」を振り撒いてくれた。
ドラマのヒットに合わせて、舞台裏や製作陣のお話などを目にする機会も増えて、
脚本家の生方さんの若さに驚いたり、
(最初の頃に考察した『白線流し』を観ている同年代説が一蹴された笑)
作りの丁寧さだったり、
現場のそれぞれの仕事を尊重している空気だったりを知れて
ドラマならではの共同制作によって生まれるケミストリーが相乗効果で
素晴らしい作品を作り上げたんだなあと思いました。
マンガって担当さんとお話をすること以外では
基本ひとりで作り上げちゃえるものだから、
こういうみんなで作り上げるケミストリーには憧れます。
本当にいいドラマでした。
あ〜、終わっちゃったら楽しみな時間がなくなっちゃうなあー。
ひとまず今はもう一度見返して、
この時間をもう少し味わいたいと思います。