マーガレット副編集長さんの編集論
マーガレットの副編集長さんのTwitterが荒れている。
書かれている内容は、こちら。
(これってめちゃ「はあ?」と思われることなんじゃ?と思いながら書いているのですが)例えば、作家さんとネームの打ち合わせをしていて「こう直した方がいいんじゃない?」と僕が提案したとします。後日その作家さんから僕が言った通りに直しただけのネームをもらうとですね、…ガッカリするんです。
「パワハラだ」「何様だ」と、どえらい叩かれていますが
私は、副編の意見を支持します。
行った通りに直すだけとか、ないでしょ。
越えていかないと!と思う。
「伝え方が悪いだろう」とか言ってる人もいますが、
そんなものは当事者同士の信頼関係がわからない人が言えることではない。
作家と編集者の関係なめんなよ。
どれだけ話をしながら一つの話作ってると思ってるんだ。
作家は、暴走する生き物だから、基本的にはアクセルを踏む人で
編集さんは、冷静に軌道修正する、ブレーキを踏んでくれる人です。
これは、ニコイチで、決してお互い言いなりになったり
言われた通りのことをやる人であってはならないのです。
そりゃ、ダメ出しされたらムカつくし、悔しい。
だから、違うと思ったことは「違う!」と言わなければならない。
それに対して、編集者も、それじゃ読者に伝わらん!と戦うのです。
そうやって私たちはお話を作ってきてるんです。
パワハラだと思うひとは潰れる。
今の時代スポ根が通じるとは思わないから、これは難しいラインだと思うけど、
でもそこを乗り越えられなかったら、作家ではいられないんです。
作家として一線で戦ってもない人間が、
一線で雑誌を作ってる人を叩いて文句いうな。
この人を叩けるのは、タッグを組んで、今一緒に頑張っている作家さんだけだ。