平等とは
男の子が赤いランドセルを買う比率が増えてきているという。
いいことだ。
変な先入観がなくなってきている。
そして、それを笑うものがいなくなっているということだ。
男女で給料が違うとか、政治家に男が多いとか。
わかりやすく不平等なことは、もうこの時代通じねえだろうと思うので
さっさとどうにかしろよと声高に叫びたい。
ただ、男女とにかく平等にというわけにもいかないことってあるわけで。
それは体力であったり、出産であったり。
不可能な部分で揃えられない平等をどう落とし所をつけるのか。
「助けて」と言わなければならないのだろうなと思う。
人それぞれ、できることできないことは違う。
それは、男女とか関係なく得手不得手はそれぞれである。
だから、できないこと、苦しいことを
周りの人に伝えることが必要なのだと思う。
日本はなぜか我慢が美徳で、できないことが恥で、
人に満たないことを、足りない人間だとされてしまう。
そして、平均的な人間であることに安心する。
これが、一番の不平等なのだと思う。
平等になるためには、「できないから助けて」と言って
声を上げた人は、全て助けてあげることなのではないか。
そこに性別の差、(ましてジェンダー差別なんてもってのほか)関係なく。
「助けてと言える」世界。
「助けてあげられる」世界。
理想だけど、できないことないんじゃないかな。
まずは隣にいる大事な人から。