デジタル難民

 昨日夜に仕事してたら「ピーンポーン」とインターホンが鳴りました。


宅急便かな?と思って出たら、

そこには3軒隣のご近所さんがケータイ抱えて立ってて、

「ごめーん!タコペイの買い方教えて〜!!」

と泣きつかれました。


タコペイというのは、明石市が市内向けに発行したお得買い物券みたいなものです。

過去2回は紙で発行していたものが、今回からはデジタル一本に絞ったようで、

デジタルに疎い高齢者が、手続きを一人でできなくなったということでした。


「ログインで、メールアドレスとパスワード入れても全然入られへんねん〜」

というので、何回か間違えてしまってロックでもかかったのかな?

と思って、一緒に最初から手続きを手伝ったのですが、


「パスワード何を登録したかわかりますか?」

「登録なんかしてないで」

「え???????」

「そんなんしてへん、してへん!!」


よくよく聞いてみたら、そもそも新規登録もしてないのにログインしようとしたらしく…


そら入られへんで!おばちゃん!!

(同級生のお母さん)


そうか…その辺の理屈から理解できてないのか…。


お子さんは離れたところに住んでるし、

周りの若い子はこんな時間にホイホイ訪ねていけない、ということで

うちにピンポーンと、なったようでした。


頼ってもらえて嬉しく思いました。


でも、これは20年後の自分の姿だと思うと…。


昨日のデュエル・マスターズじゃないけどさー、

わからないものって、もう全くわからないもんなあ…。


時代の流れにどこまでついていけるのか。

取りこぼされないように頑張りたいけど。


ちょっと不安だなあ。

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