ROS Diary

 「藤原さんは、BL描いたことないの？」 と、先日編集さんに訊かれ、 「えーと、デビュー作の『ぼくはね。』は、わたし的にはそのつもりで描いてました」 って言ったら 「ええっ！？そんな話だったっけ？？？」ってびっくりされました。 まあ、…うん。 パパとアキちゃんの関係性、ちゃんと言及してないしね。 小学生目線で描いてるお話なので、生々しくなるのもなあ、というのもあって。 そこの問題で悩ませたくなかったし。 （でも、明智と小林に名前を設定したあたりから、ボーイズ感は出てるはず。と自分ではほくそ笑んでいた。絶対的バディの代表。） いまの自分が描いたら、結構しっかりその辺の設定も出しつつ描けたかもなあ〜 と思います。バランスが取れなかった。技術不足ですね。 情熱だけで描いてました。 この間いとこが「『ぼくはね。』もう一度読み返したいから貸して」 ってうちから持っていったんですが、 「やめて〜〜〜、そんな昔の話、恥ずかしい〜〜〜」って言ったら 「私、この話大好き。絵が古いのなんて気にならない」って言ってくれて すごい嬉しかった。 情熱だけで必死で描いてたけど、拙いなりにもちゃんと伝わるものがあったんだって。 頑張ってよかった。 あの延長に今があって、あの頃の自分に胸を張れるように ちゃんと上手になっていたいな。

カラーを描くのが楽しいです。 これラブシルキーで、毎回カラー扉を描かせてもらえるようになって、 ようやく掴めた感覚です。 それでも最初の頃は、100%の力で描いてても 思うように仕上がらなかったりして、悔しく思うこともあったけど ここ何回かは「描けた！」と思えることが多くなってきて 楽しさが出てきました。 やっぱり画力って筋トレと同じだなーと思います。 繰り返し繰り返し。手を替え品を替え。 数、描かなきゃ上手くならないよね。 いっぱい描かせてくれてる状況に感謝です。 カラーってほんとに時間かかるものなんだなあって 昔の自分、なんであんな時間で描けてたんだろうって、今は不思議に思います。 構図決めに１日、ペン入れに1日、彩色に２日。 やっぱり長時間向き合う絵なので、 自分がテンション上がらない絵だと集中力がもたない。 楽しく向き合える絵じゃないと、いいものになるわけがない。 毎回自分に課題を与えながら、 テーマを持って描いています。 提出すると、必ず担当さんが 「ここがよかった」「あそこが好き」って伝えてくれるの ほんと報われる。嬉しい。 次もがんばろって思う。 さて、カラー描けたから、本文に移ります。 ここからはもう全力疾走。 やるぞ〜。

 6月に「秘蜜の森」の２巻が配信になるということで コミックス作業に加えて、 同時配信になるように11話の進行を急いでいます。 自分が悪いんですが、ここまでのんびり進めすぎていて ケツに火がついています。 久々のヒリヒリ感。。。 やばいやばい。 5月は倒れられない。 ２巻の配信に合わせて、「秘蜜の森」のカラーを久しぶりに２点描き下ろしました。 わかる人にはわかるであろう、「劇場版　美しい彼」の影響…。 これは、もう、仕方ないだろう…っ！！ 薄笑いで見逃してください。。。 ただ、ものすごく楽しく描けたことは言添えたい。 萌えって大事だねえ！ 萌えが、絵を描くモチベーションになっています。 元気をありがとう。 5月を元気に駆け抜けたいと思います！

 人に等しく２４時間しか与えられてない時間の使い方で 若者がタイパに走るとかいうけど、 これもう、若者に限らず 今もう、みんなそうなってると思います。 利用できるコンテンツが多いもんなあ…。 ここ２ヶ月で私の生活の中に「ゲーム」がなくなった。 「暇つぶし」の時間がなくなったんです。 心が動かないことに使う時間が皆無になった。 「暇」があるなら、自分に有意義なことに使いたい。 心を潤わせたい。 春ドラマが続々始まって、録画したものが溜まっていってるのに 「美しい彼」と「サイレント」の再放送ばかりくりかえし観てしまう。 そこに「Mother」の再放送も始まっちゃって、 DVD持ってるのに、小さい愛菜ちゃん観たさにまた観てしまって。 惰眠の時間も無くなったな。 睡眠不足は加速するばかり。 それでも毎日楽しいわあ〜。 マンガの需要もきっとそうなってるはずで、 長い話は好まれないよ、と先日編集さんと話したばかり。 それでも、短い話って難しいんだよなあ。。。 自分がタイパに走ってる自覚ある癖に マンガに対して対応できないことが歯がゆい。 週刊誌の時の30ページって苦しかったんだ。 ４５枚がベストな作り方がもう身についてしまっているからなあ。 ちょっと、技術もアップデートしていかなきゃなあ。

ネームやってる期間はもうどうしようもないけど あんまり眠れない。 頭の中でずっとお話考えてるから 睡眠も小間切れだし、 起きた瞬間から頭が昨日の続きのことを考え出す。 大谷翔平くんが 一日が25時間あったらなにするって訊かれて、「睡眠」って答えてたなあ。 パフォーマンス下げるから、ってそりゃそうだわ。 下げるから寝たいんだけど、眠れん、っていう…。 いや、歳か？歳のせいなのか？？ お昼寝…ってちょっと横になったら邪魔入るしね。 いやー、世の中のお母さんやりながらの作家さんってどうやってるんだろう。 すごいよなあ。 ちょっとお尻に火がついてるから、やらなきゃ。 うー。焦るぜ。。。

 大阪で、同級生と話をする中で 「きよちゃんはどうやってお話を作るの？」と訊かれて 自分の思考の工程を説明してたら、 「根っこが『怒り』なんだね！びっくりした」 って言われて、ああ、そうなのかと初めて思い至った。 全部が全部じゃないけど、確かに最近のお話の種は『怒り』から始まっている気がする。 昔から理不尽とか矛盾を押し付けられることがものすごく嫌で 友達にもそれは伝わってて、「私やべー奴だったなあ」と思った。 さらに、その頃（中２）からずっとマインドが変わってないから、 今も引き続いて「やべー奴」なの、…まあ、自覚はしてますが。 たまに暴走するのを、姉がいつも止めてくれてます。 ありがたい。 お話描くことで空気抜きできてるなら、マンガ万歳です。 表現手段があってよかった。 それに気づいたからには、 「怒り」を「怒り」として社会にぶつけるんじゃなく ちゃんとクリエイティブに昇華しながら、作品に還元していかなきゃな。 もう大人なんだから。 そんな気づきもあった有意義な一日なのでした。

 昨日は京都まで行ったので、 せっかくだから一泊して、次の日友達に会おうと思いました。 普段、私起きるの12時だし、 家から出ないし…。 飲みならまだしも、ランチでってなると 友達に会える機会ほぼ皆無なんですよね。 しかし、「月曜日という平日にランチ」という無理ゲーに 付き合える人間がいるのか！？ ドキドキして連絡とってみたら 高校美術科の同級生が「いいよ〜」って言ってくれたので 会うことができました！ 大阪不慣れで、駅待ち合わせに本当に会えんのかな〜とドキドキしてたんですが 着いて、「ここにいるよ〜」と連絡したら 「待っててそっち行く！」と、コート翻して走ってきてくれて、 ちょっと感動した。 変わってないな〜と嬉しくなりました。 11時からご飯食べて、 12時から、絵の描けるカフェに移動して でも結局絵は描かずに（笑）ずっと喋ってました。 互いの知らない期間の隙間を埋める話題は尽きることがなく、 仕事のことや互いの環境のこと、同級生のこと なんか、ずーっと喋り倒してました。 それでも足りずに 移動してまたカフェで喋って。 彼女がちゃんとまだ絵を描く情熱のある人なので そういう話をしたり、 ここからマンガ家を目指したいということで 自分の体験を話したり。 なんか、普段仕事に対するスタンスの話とかすることがないので かなり新鮮でした。 昔から話を聞くことが上手な人で 「それでそれで」ってちゃんと向き合って話を促してくれる人だから 調子乗って自分のことばっかり話してて、 後でちゃんと自分もそれが出来てたかなって、反省。。。 足りてない人間だよな〜、私…。 それでも、こうやって時間を作って会ってもらえる友達がいることが嬉しい。 この時間をいいもんだなって思えるのは 高校の時の、あの時間を肯定できるってことで そう思える自分も誇らしく。 いい時間をありがとう〜！ また近いうちに会う約束ができたので、 今度は他のクラスメイトにも声をかけて、みんなで会えたらいいな〜と思います。

  前の担当さんがお仕事で京都にいらっしゃる用事があり お会いすることができました! ご　ち　そ　う　を！！ 頂いた！！！！ めっちゃ美味しかった〜。 いろんな話をさせてもらって 情報をアップデートする機会になりました。 昨今の出版界のブームって刻々変わってるんで。 会うとね。いろんな話できるし。 本だけじゃなく、 趣味とか、最近の興味ごとの話とかのパーソナルな話とかは やっぱり顔を見てこその場でないとね。 関西遠征までしていただき感謝しています。 今度は東京に行くぞ〜。 折角だからお酒も頂いたし、 全然明石には帰れたけど、京都に一泊しました。 なんか、興奮してたのか全然眠れなくて、 夜を徹して、持っていってた『流浪の月』を読破。 映画で表現しきれてなかった、文の心のなかをのぞいて涙。 夜が白んできたので、もう寝るのは諦めて 前から行ってみたかった三十三間堂に行ってみる。 さすがお寺。8時30分から開いてた。 ありがたい。 館内写真撮影禁止だって書いてるけど 外国人観光客はお構いなし。 よくないね。信仰物に対してそれは良くない。 海外に行った時は気をつけようと思った。 （これは外のポスターを撮った） さて、一泊した今日は楽しみな予定があるんだ。 京都を後にして、大阪に向かう。

 ここ２年くらいで２キロ体重が増えてて 「いやだなあー、戻さなきゃなあー」 と思いつつも、何も行動に移せてなかったんですが、 3月に買ったガードルが超超キツくて まじか！履けないぞ、これ！ っていうのが悔しくて そこから、「これを履けるようになる」という目標で 毎朝、5分ほどのお腹周りをスッキリさせるストレッチをやるようになりました。 今の所、毎日やっています。 FANTASTICSの『PANORAMA JET』を聴きながら。 これとても前向きで明るくて朝に聞くにはいい曲。 応援されてる気持ちになる。 少し効果が出てきたかな？ でもまだまだお腹周りスッキリとまではいかないので、 これからも毎日続けていきたいと思います。 頑張る。

  「『美しい彼』21日から副音声やるらしいねん…」 姉がとんでもないこと言い出した…。 映画館で、副音声？ 「21日ってさ、私の誕生日やん。私前世でどんだけ徳積んだんやろ…」 ってうっとりいわれたので、 これはもう２１日にいくしかないやん。 というわけで３回目に行ってきました。 すごい時代だなあ。 自分のスマホで副音声が聴けるんです。 主演の2人と映画見てるみたいで 2時間があっという間でした。 ていうか、いいシーンでふたりが大騒ぎするから 「ちょっと！あんたたち黙ってて！！」って言いたくなった（笑） 勝手に聴いてるくせにね。 もう３週目だというのに、 私らと同じで副音声と特典欲しさにか、結構人が入ってて これもまたすごいことだなあ！ 姉はもう一度観にいくらしい。 そしてDVDを楽しみにしています。 一生であと何回観るんだろうね（笑） 棺桶に入れてあげるという約束をしました。

担当さんと打ち合わせ。 話すことって大事だ。 コミニュケーションって大事だ。 世の中は全て人間関係だと思う。 好きな仕事してたって、 人間関係がぐずぐずになったらもう続けていられない。 そういう意味で、 今気持ちよく伸び伸びとお仕事できているのは、 全部周りの人たちのおかげだ。 感謝しかない。 だから、コミュニケーションは大事だ。 大切にしたい。

  萩原利久くんの写真集。 巻末のインタビュー読んでて、 お芝居をする上で脚本で得られない情報を 原作から拾い上げるって言ってて、 そこから所作とか、普段での佇まいを構築していくのだと、 そういうのを読んでて、 俳優さんの役に入る努力すげーっていうのと、 そういうところをちゃんと描けなきゃいけないんだな、 ということに気付かされた。 作品の「奥行き」ってそういう些細に見えるところから出てくるのかも。 なるほどな。 出来てないな。 意識しよう。

  iPodを使っています。 ええ。今この時代に。 サブスクも体験してみたけど、 ええねん。別に好きな曲だけ聴きたいねん。 と思って、結局戻りました。 サブスク、知らない、いい曲に出会えるプラス面はもちろんあったけどね。 ヨルシカを知ったりして、それは収穫でした。 でも結局CD買ってiPodに取り込みました（笑） もう、しゃあないよね。そういう世代やもん。 持っときたいの。オタクだから。 しかし、その肝心のiPodが調子悪い。 悪いっていうか、パソコンが、この子を認識しなくなっている…。 なんかもう、アップルの悪いとこやんね。 もう、サポートしてない古い機械をどんどん切り捨てていくの。 使えるのに！！ きい〜っ！ 私は！ 一生この子と付き合っていくつもりで買ってるのよ。 このコネクションジャックの形もムカつくわ〜。 他で全然使えないやつ！ アップル！全部統一せえ〜〜〜。 なんか、ヨーロッパでは、ライトニング廃止の動きらしいけど。 もうこの機会に全世界で、全部の機種タイプCにしてくれ…。 私にこの子を諦めさせないで〜〜〜。

 ただ今、6月に出る「秘蜜の森」２巻のコミックス直し中です。 いつもその時その時の精一杯の力でやってるものですが 「なーんでこの顔でOKって思ったかなー」という直しが出てきちゃいます。 直しもね、絵の差し替えにお金かかるからね…。 喜ばれないのわかるから、ホント直したいとこだけで提出するけど 吹き出しつけてないの付け足す、とかのアホなミスとかは ホント呪われる覚悟で…提出。。。 もー、ちゃんと初出の原稿の時点でちゃんとチェックしなきゃよ、俺。 反省しました。 でもなんか、ここ３回ぐらいの原稿で 頭の中の絵を描けた実感が何回かあって。 今この感覚の尻尾をちゃんと掴みたい感じ。 何となくだけど、多分引き算なんだと思う。 描きすぎてしまって硬くなった絵の引き算が、出来たんだと思う。 それは手を抜く、のとは違うくて 力を抜く感じ。 しなやかな感じ。 まぐれじゃなく、毎回ちゃんとこの感じでやれるようになりたいから もうちょっと探りたい。 この感覚をちゃんと、自分のものにしたい。

 俳優さんってすごい…。 なんて身を削って表現してるんだろう…。 もう本当に誰を切り取っても心臓の痛い切ないお話でした。 これが凪良ゆう先生の本屋大賞（一度目の）なのか。 そりゃ取るよね。納得しました。 あ、本買います。 ちゃんと原作も読みたい。 あー、ていうか、松坂桃李くんすごいな。 こんなに体重減らして…それで目が際立ってなんかもう年齢さえもよくわからない感じで。 息を潜めながら浅い呼吸で生きてる感じが全身で表現されてて もうほんとにこの子死んじゃうんじゃないかって観てる間中ずっと泣きそうになった。 境遇も切ない。 「カニカマ先生」で私たちが大笑いしてたあの頃に、こんな映画を撮ってたんだね。 俳優さんって長生きできるのか心配だよう。 横浜流星くんも、絶対そんな人間じゃないのに〜って思いながら観てた。 これを演じるのはしんどかったろう。 でも、この世の中には間違いなくこういう人間がいるんだよな。 そして必ず、その歪みを受ける人間がいるんだよな。 って思いながら広瀬すずちゃんを観てました。 情熱大陸で密着してたの観てたから、 大好きなラーメンを我慢しながら挑んでいたのきっとこの頃だよね。 このワンシーンワンシーンの向こうに膨大な時間と努力があるのだと 思うと、ほんとにため息出ました。頭下がる。 みんな若いのにすごいなあ。 頑張っている人たちを観るとすごく元気をもらえます。 私も頑張ろう。

  買ってきた！ 凪良ゆう先生の『汝、星のごとく』。 そして借りてきた！ 『流浪の月』。 小説、ちゃんと買うの何年ぶりやろ。 『美しい彼』で、５.６年ぶりに活字読みました。 昔は月に１０冊ぐらい当たり前やったけど。 スマホが生活に侵食してきて、 小説を読む時間がどんどんなくなってしまってた。 それが読みたい衝動の方が、スマホに勝ったのが『美しい彼』の小説。 繰り返し繰り返し、何度も読んでしまう。 この引きつけられる文章って何だろう。 すごいな。 ちゃんと、BLじゃない分野も読んでみたいと思ったので買いました。 心して読みたいと思います。

 違うな。 昨日の日記を書いててちょっと違和感あった。 違うな。足りてないのは力というより「思い」だ。 この作品のここを観てほしい、 この人物のここが萌え、っていう私自身の気持ちが足りてないんだ。 それが絵にも出てくる。 上手い下手以前の問題だ。 それが人に届かない要因だ。 素直に謙虚に。 熱く。 作品に向き合う。 向こう３年間の目標とする。

 良質な作品を立て続けに観たことで 何か自分にもそのかけらを、その姿勢を取り込みたいという気持ちが大きくなって どう作品に向き合って どう人物を描いていくかをずーっと考えています。 マンガは全部自分が背負う仕事です。 監督脚本芝居。全部。 絵が上手くないので、芝居の部分がまあ圧倒的に足りない。 それでも本が良ければ漫画というのは成立してくれるので、そこで戦っていくしかなくて。 そこも、人間を描く力が足りてないのは痛感しています。 まずはそこをちゃんと描けるようにならないと、人に届かない。 一足飛びに上手くなりたいけど、そんなことはあるわけなく。 今できることをいちばんの力でやる。描く。しかない。 あと、人と比べないこと。 私は私でしかない。 それを毎日呪文のように唱えながら。 いいものを描きたい。

 薄々お気づきでしょうが 「私の幸せな結婚」「劇場版・美しい彼ーeternalー」 これ、1日で観ました。 16時から24時まで、ずっと劇場にいました。 劇場の主みたいになってました（笑） 「私の幸せな結婚」が見応えがあって、結構ぐったりしてしまって 「美しい彼」を２本連続で見れるのかな、私…と心配になりましたが 全くの杞憂でした。 来た時より元気になって帰りました（笑） 奇しくも、両方、女性監督、女性脚本家さんの作品でした。 まとめる力、映像の美しさ絵の執着、など これは女性の萌えを熟知できてこそ、の感覚なのかもと思いました。 「美しい彼」は表に出ている二人のキャストに目が行きがちですが この脚本、この監督でなければ、ここまでの作品にならなかったと思います。 特に脚本は、原作を読んでいると、もう脱帽です。 こんな綺麗に必要な出来事を、セリフを取り出して 気持ちに流れをつけて、大ラスに持っていくって…。 「大奥」の森下さんや「silent」の生方さんもそうですが、 気持ちの丁寧な描き方とか、繊細さや、萌えの把握が、 男性では掴めないものが見えてる書き方っていうのはあるのかもしれないです。 これからどんどん女性監督、脚本家さんの作品が増えていくといいなと思います。 そして、できたら、偉大なる清水玲子先生の「秘密」を もう一度、女性クリエイターに作り直してもらいたい。 強く思う。。。あれは、萌えのある作品にできたはずなんだ。。。！！ ここ何年、海外への配信なども含めて作品が作られてきてると思います。 ぜひ、この2作品、海外で多くの人に見て欲しいと思いました。 素晴らしい2作品でした！

  「劇場版・美しい彼ーeternalー」を観てきました！ （この写真、シール貼る場所本当ひどいよね。リクくんの顔の上に貼るなんて…） いやー、生まれて初めて、一回の来館で２回観た（笑） それでも全然飽きなかった。 ずっと悶えた。 周りの人には申し訳ないけど、もうバタバタしないと観れんかった。 はあ〜〜。なんという中毒性。 ２回も見ればこの衝動も落ち着くだろうと思っていたけど 見る前より見た後の今の方が煩悩が３倍ぐらい増えててやばい。 頭おかしい。 でもすごく頑張れる力になった。 あと、すごく絵を描きたくなった。 私あんまり、ていうか、全然、絵に関して 落書きとかしないし、そんな衝動ない人間なんですけど 清居は描きたい。 自分の中に取り込みたいという衝動なのかな。 沼にハマるって、こういうことなんだな。 楽しくてしょうがないぜ。 この人たちの喋る言葉の意味がわかる日本人でよかった、って 心から思った。 どうだ気持ち悪いだろう。

  「私の幸せな結婚」観てきました。 いや〜、よかった。 すごいよかった。 原作を先に読んでたからこそ、 このお話のまとめ方がどれだけすごいことなのかがわかる。 すごいよ。2時間ほどで、これだけの内容ちゃんと見せれるって！ そこに過剰しての俳優さんたちの頑張り、映像の美しさ。 CGの使い方。 まず今田美桜ちゃんがご飯褒めてもらうところで号泣して 目黒蓮くんの美しい立ち居振る舞いと髪の毛のなびき方を食い入るように見つめ。 なんか、もう終わったらぐったりしたよ（笑） 疲れるぐらいめっちゃ見入った。 すごかった〜〜〜！ 面白かった〜〜〜〜〜！！ 最後に「引き」があったので、これは２が出るでしょう。 また劇場で観たい作品でした！

 ケータイとかパソコンでお馴染みのストレージ。 まあ、その個体の容量ですよね。 これって人間にもあてはまって、ストレージがパンパンの時って もう新しいことが詰め込めない。 でも人間って、機械みたいに外付けの機械でストレージ増やせないから もう、とにかく抱えているものを吐き出していくしかないんですよね。 原稿中って、もう、ストレージパンパンで 人間としての機能だけで生きてる感じ。 脱稿したら、ストレージ半分ぐらいに減ります。 そして、いろんなことにようやく目を向けられます。 銀行行かなきゃ、とか ソフトアップデートしとかなきゃ、とか 野菜炒めじゃなくて、煮物作ってみようとか。 そしてお散歩とかね、してみました。 ああ、一面のスギナ…。 つくしのいい期間を原稿中に逃してしまった…。 と思いながら歩いていたら あ！まだ生えてる！！ わーい！ と思って今年最後のつくし採り。 そんなつもりなかったのでレースのスカート履いてた…。 汚れて、どえらいことになった…。 まあ、ええです。 些細なことです。 春を堪能できました。 満足です。

 久しぶりにリアルタイムでラジオ聴いた…。 しかも深夜。 昔は、毎週ナイナイのオールナイトニッポン聴いてたんですが あんまり深夜に作業しなくなってからは リアルタイム視聴なんて全くしなくなって ラジオからは遠のいてました。 まあ、昨日は…『美しい彼』劇場公開日ということで 主演お二人でラジオやるっていうから…聴かなきゃじゃん？笑 でも、野球中継が伸びてて、 とんでもなく深い時間からの放送に！（3時…だったかな） いやー、飲んでたし、1時間で力尽きたよ…。 しかし、リクくんは本当にオレさまだなあ。役のままじゃないか笑 ユウセイくんが健気で本当に…。役のままだなあ笑笑笑 いつまでも仲良くしててほしいです。 応援したいから、ピュアであれ〜〜。

 コロナ禍を境に、30分仕様のドラマが増えたように思います。 1時間ドラマが当たり前の感覚で言うと、 最初ちょっと物足りないのかな、と思っていましたが 最近、なんだかちょうどいい感じになってきました。 寝る前、一本見て寝よ、とか、 しっかり時間使わなくてもいいのが、手を伸ばしやすい感じ。 この感じって多分、漫画の方にも影響はあるわけで、 ちょっと気軽に読める短さに需要が出てきてるんだと言う肌感。 しかし、作り手としては、私はあんまり短いのって得意ではなくて、 今まで４５枚1話を叩き込まれている体質なので…。 短く（見どころあるものを）まとめるって、とても技術がいることです。 そう思うと、30分ドラマってすげー。 そして、今日も「美しい彼」を一本見て寝ます。 もう何周目かな…（笑）

  中学からのお友達とランチしてきました。 年に２回、お互いのお誕生月にランチするのがお約束。 （しかし奢らない。完全割り勘。平和。） 今回は、私の誕生日祝いなので 私のリクエストで、車で行ける範囲のスパイスカレー屋さん『メリデ』。 初めて行ったお店だったけど、 とっても感じ良くて、 「美味しかったよ」ってお店の人に伝えたくなる ほんわかとしたいい気に満ちたお店でした。 スパイスカレー、もっと広がればいいのにな〜。 カレー大好き！ 食べ終わったら胃がポカポカしてきました。 スパイス効果？ スパイスカレーって食べるとくしゃみ出る感じするよね。出ないんだけど。 って友達に言ったら、なんか複雑な顔されたんだけど 「なんかわかる」って悔しそうにされた。 なんでその顔？（笑） 友達から、誕生日プレゼントにオススメの蜂蜜紅茶いただきました。 最近、紅茶づいてる〜。 お家が贅沢紅茶に溢れています。 大切に頂こうと思います！ 良い1日でした〜。

  父親が、我が娘（藤原基央。うちの姉。ハーレクイン作家） と同姓同名を見つけてはしゃいでいるライン来た（笑） いや、お父さん、あなた朝ドラ見てたでしょ…。 毎朝バンプ聴いてたよ、きみ…。 なんか、とにかく初めて藤くんを認識したようです。 でもうちの藤原基央の方が少し年上だから、 バンプの藤くんより先に名前つけてたのよってことで。 （有名加減は天と地だけど笑）

  朝起きたら、玄関にビールが置いてありました。 父からの手紙付き。 まめな父（笑） っていうか、あなたがん患者のくせして、自分も飲まないっていう選択肢もあるんやで…。 とかいうたら、「あはは」でおしまいなんだろうな〜。 まあ、人生やりたいこと思い切りやりきりなさいと最近思うので。 これはこれでありがたく頂戴して、父にも飲ましてやりますよ。。。 ありがとう！

 4月３日。 お誕生日でした。 大泉洋ちゃんと一緒です。 なんかちょっと嬉しい。 親が「お茶しにおいで」ということで実家に行くと ケーキを買って来てくれてました。 同じく4月生まれの姉の分も一緒に、お祝いしてもらいました。 どしーんと重いケーキをいただき、 （これが歳なのか？ ケーキが重いなんて（笑） でも、ま。 ケーキなんて一年に一回くらいだし。） どっしり重くなった胃を抱え…。 食べて、体ちょっとでも動かそうと 近所の公園にお散歩してきました。 桜が一番の見頃でした。 気持ちよく晴れたとてもいいお天気。 いい一年のスタートを切れました。 この一年も、もりもり頑張ります！

 最近の萌え。 「美しい彼」のひらきよコンビ。 （ドラマ、何回観ても細胞レベルで渇望してまた観てしまう） SnowManの目黒蓮くん。 （人となりを知って、真っすぐなその志に目がはなせない） セクゾの菊池風磨くん。 （「許せない！」のセリフに涙出るほど笑ってからもう、応援しかできない） 何をおいても優先して見たいと思える人たち。 萌え。 久々かも。ここまで人をおっかけて見たいと思えるの。 萌えって大切だなあ〜！ 細胞が沸き立つね。 何かを好きだと思う気持ち。 生きていく中でものすごい力になる。 大切だなあと思うから、人の「好き」を大切にしたい。 自分に理解出来ない好きも、否定せずに尊重したい。 オタクって強いなあ、と思っている今日この頃です。

 朝ドラ、完走しました。 途中、航空学校行ったりネジ作ったり どうなるんだろうか、と思いながら観ていましたが 最終回で全部回収しましたね。 ちゃんと免許が役に立ってよかった、よかった（笑） 実在の人物がモデルでないドラマは どこに着地するかを想定出来ずにみる、ハラハラ感ドキドキ感がありますね。 しかしまあ、人生に無駄なことなどない、と 最後バンバが舞ちゃんにねぎらいの言葉をかけることで 思えました。 個人的には目黒蓮くんが、キャラ忘れてニコニコそこにいるのが 楽しそうで一番の見どころでした（笑） さて次はりゅうちゃんにバトンタッチだ。 次も楽しみ〜！