映画『流浪の月』
俳優さんってすごい…。
なんて身を削って表現してるんだろう…。
もう本当に誰を切り取っても心臓の痛い切ないお話でした。
これが凪良ゆう先生の本屋大賞(一度目の)なのか。
そりゃ取るよね。納得しました。
あ、本買います。
ちゃんと原作も読みたい。
あー、ていうか、松坂桃李くんすごいな。
こんなに体重減らして…それで目が際立ってなんかもう年齢さえもよくわからない感じで。
息を潜めながら浅い呼吸で生きてる感じが全身で表現されてて
もうほんとにこの子死んじゃうんじゃないかって観てる間中ずっと泣きそうになった。
境遇も切ない。
「カニカマ先生」で私たちが大笑いしてたあの頃に、こんな映画を撮ってたんだね。
俳優さんって長生きできるのか心配だよう。
横浜流星くんも、絶対そんな人間じゃないのに〜って思いながら観てた。
これを演じるのはしんどかったろう。
でも、この世の中には間違いなくこういう人間がいるんだよな。
そして必ず、その歪みを受ける人間がいるんだよな。
って思いながら広瀬すずちゃんを観てました。
情熱大陸で密着してたの観てたから、
大好きなラーメンを我慢しながら挑んでいたのきっとこの頃だよね。
このワンシーンワンシーンの向こうに膨大な時間と努力があるのだと
思うと、ほんとにため息出ました。頭下がる。
みんな若いのにすごいなあ。
頑張っている人たちを観るとすごく元気をもらえます。
私も頑張ろう。