最近の音楽を聴いてて、日本語って自由だなあ〜と感心します。 漢字、ひらがな、カタカナ、英語を駆使して 縦横無尽に飛び回る音階に乗せて ものすごいスピードで言葉を乗せてくる。 昔自分が聞いていた音楽では 日本語はひとつの音符にひとつのひらがな、みたいな感じで 前でとる農耕民族的なテンポも相まって、どうしてももったりしてるイメージで 例えば英語だと、1シラブルで『GO』で済むのに 日本語だと『い・く』と、2つ使って表現するので 伝えられる情報量がグッと減るのがもどかしいなと感じてたのですが 最近の音楽だと、英語の感覚で日本語も詰めてくるので まるで英詩のような滑らかさで、 そこに英語も混ぜてくるわけだから情報量もすごいことになってて その進化に驚きます。 もう8ビートどころか、16部音符が体に叩き込まれてる世代なのだなあ。 歌えるか、っていうと全然歌えないけど笑 聴いてて楽しい。 一方で、『アナと雪の女王』聴いた時は ♪Let it go, let it go Can't hold it back anymore を ♪ありのままの 姿見せるのよ と、一音一音贅沢にひとつの言葉をのせて 綺麗な母音を聴かせられる強さもあって 鳥肌立ちました。 そういうフレキシブルな言葉の扱いが出来る日本語の懐の深さ、 ほんとに魅力的な言語だなと思います。 これだけ日常的に英語に触れているのに 日本の英語力ランキングが111カ国中80位っていうのは 英語の授業が諸悪の根源だなあ。 よくないよ。苦手意識だけ植え付けられて。 日本人が持ってる英語のボキャブラリーって意外と多くて、 ただ、それを人に伝えられる引き出しが全くないから喋れないんですよね。 ここからの若い世代がどんどん英語を扱えるようになって、 世界中を視野に入れて戦えるようになればいいのになあ、と思います。 きっと国力も上がるよ。