ドラマ『イグアナの娘』
ABEMAで、全話見終えました。
ちょっと…衝撃のラストだったわー。
えーと。
ネタバレですけど、菅野美穂さん
まさかまさかの、ほんまもんの「イグアナの娘」でした。
いや、私。産後うつをこじらせた人の話だと思ってみてたので…。
(娘がイグアナに見えて可愛く思えない親の話)
まさかまさかのファンタジーやったで!って…。ひっくり返った。
人魚姫の、イグアナバージョンでした。
衝撃。
20代で「エースをねらえ」を読み始めた時に、会社の先輩に
「お!もう宗方コーチ死んだ?」
って聞かれた時以来の衝撃。
そら、リアルタイムでみんなざわざわしてたはずだ!
長年の「観たい」気持ちがようやく解消されました。
私、萩尾先生の原作を読んでいないのですが、原作もこの結末なのかなー?
いや、でもやっぱりこれはファンタジーを描きたかったんじゃなく、
子供を愛したいけど愛せない親の葛藤と、
親を愛してるのに愛されない子供の辛さを
イグアナに見える、という手法を使って描いているということで
「イグアナかーい」ちゃんちゃん。
で、色物みたいな扱いで、今も人の記憶に残っているのはちょっと違うなって。
結構リアルな問題だよなあと思いました。
表に見えている奇抜さじゃなく、
その奥の製作陣が伝えたかったものをちゃんと受け取ったよ、という気持ちで
見てない人には宣伝していくぞ。
地上波で再放送があったらぜひ見てください。